「ケンタロウ流 汁なし担々麺」肉みそに温泉卵のっけでより濃厚に味わう汁なし麺 #男子ごはん

男子ごはん第175回は「汁なし担々麺」が紹介。担々麺というと胡麻のスープに入っているのが日本では一般的だが、今回は本場に倣った汁なしタイプをケンタロウ流のレシピで。セオリー通りでは無いのがまた楽しい。

濃い目に味がつけられた肉味噌を麺と絡めて一気に食べよう。温泉卵をのせることでより濃厚な味わいになり、辛味も和らぐ。

付け合せはシンプルに「いんげんと卵の炒めもの」。

ケンタロウ流 汁なし担々麺＆インゲンと卵のいためもの

汁なし担々麺

材料（2人分）

中華麺 …… ２玉

水菜 …… 1/5束
温泉卵 …… 2個
青ねぎ（小口切り） 、白いりごま、こしょう …… 各適宜

肉味噌

豚挽き肉 …… 200g
しいたけ …… 2個
にんにく …… 2片
しょうが …… 1片
ごま油 …… 大さじ1

a [肉味噌用の合わせ調味料] {
水 …… 大さじ3
味噌、酒、オイスターソース …… 各大さじ1
豆板醤 …… 小さじ1〜2
砂糖 …… 小さじ1
}

作りかた

1. しいたけは石づきを切り落として5mm角に切る。水菜は根元を落として1cm幅に刻む。にんにく、しょうがはみじん切りにする。a の合わせ調味料を混ぜ合わせる。
   （KP：予め混ぜておくと、慌てずに済む。味噌が混ざりにくい失敗も回避）
2. フライパンを熱してごま油大さじ1をひき、にんにく、しょうがを弱火で炒める。香りが出てきたら挽き肉を加えてほぐしながら強火で炒める。肉の色が変わりきらないうちに、しいたけを加えてザッと炒める。混ぜ合わせた a を加えて炒め合わせる。味をみて豆板醤（分量外）を適宜加える。
   （KP：ひき肉は炒め過ぎると固くなるので、火が入り過ぎないうちに次の工程へ進み、シューシーさを保つ）
3. 中華麺は袋の表示通りに茹で、流水でザッと洗って水をきる（ここで麺のぬめりを取る）。再び湯に入れて少し温める。さらにお湯を切る。（2回目は茹でるのではなく温めなおす程度）
4. 器に 3 を盛って 2 をかけ、真ん中に温泉卵をのせる。ごま油少々をたらし、水菜、青ねぎ、白いりごまを散らし、こしょうを振る。よく混ぜながら食べる。

インゲンと卵の炒め物

材料（２人分）

インゲン …… 1袋
卵 …… 2個
ごま油 、酒 …… 各大さじ1
塩、こしょう …… 各適宜

作りかた

1. インゲンはスジがあれば取り、ヘタを切り落とす。卵をボウルに入れザックリ溶く。
2. フライパンを熱してごま油大さじ1/2をひき、卵を流し入れて半熟の炒り卵にする。皿やボウルなどに取りだす。
   （KP：炒り卵を先に作ってから一旦取り出すことで、ふわっと仕上がる）
3. 続いてごま油大さじ1/2を足してインゲンを強火で炒める。少し焼き目がついたら塩を加え、2の卵を戻し入れ、酒を加えてザッと炒める。味をみながら塩、こしょうでととのえる。