「茨城県のご当地ごはん（スタミナラーメン、納豆トンカツ）」 #男子ごはん

男子ごはん第594回は「47都道府県 ご当地ごはん」シリーズの第8弾。今回は茨城県にスポットを当て、中華麺に甘辛い醤油餡がかかった「スタミナランーメン」と、とんかつと茨城名産の納豆を組み合わせた「納豆とんかつ」の2品が心平ちゃんアレンジで紹介。



「スタミナランーメン」は、茨城県ひたちなか市のご当地ラーメン。レバーやキャベツ、かぼちゃ、にんじんなどを使い、しっかりしたとろみをつけた醤油味の甘辛いあんがかかっている。汁麺にあんがかかった『スタミナラーメン・ホット』と、汁なしタイプの『スタミナラーメン・冷やし』がある。

今回心平ちゃんは冷やしタイプのものを家庭でも作りやすくアレンジして提案。

「納豆とんかつ」は、茨城県を代表する名物である納豆を使ったトンカツ。納豆とトンカツという意外すぎる組み合わせが、茨城では一般的に存在している。トンカツの上に納豆ソースをかけるタイプと、肉の間に納豆を挟み込むタイプとがあって、心平ちゃんはダブル使い。生姜焼き用の薄切り肉を使い、納豆の味を強く感じられるようになっている。

ご当地ごはん：茨城県

納豆トンカツ

材料（2人分）

豚ロース肉（生姜焼き用） …… 4枚（200g）
ひきわり納豆 …… 2パック
納豆たれ、からし（納豆に付属のもの） …… 2パック分
万能ねぎ …… 8本（30g）
塩 …… 小さじ1/3
白こしょう …… 適量
パン粉（細かめ）、揚げ油 …… 各適量
キャベツ（千切り） …… 適量
【a】{
卵 …… 1個
めんつゆ（3倍濃縮のもの） …… 小さじ1
白いりごま …… 小さじ1
豆板醤 …… 小さじ1/2
}
【b】{
卵 …… 1個
水 …… 大さじ1
薄力粉 …… 大さじ3
}

作り方

1. 万能ねぎは小口切りにする。ひきわり納豆（2パック）をボウルに入れ、付属のたれ、からし、ねぎを加えてよく混ぜる。
2. 納豆の1/4量を別の器に移し、【a】を加えて空気を入れながらふわふわになるまでよく混ぜて納豆だれを作る。
3. 豚肉は形がよれないよう筋切りをし、塩、白こしょうを振る。2枚1組にして、残りの納豆の半量を挟む。もう1組も同様に作る。
4. 【b】をバットに混ぜバッター液を作る。
5. 3のカツの両面や端に4のバッター液をまんべんなくつけ、その後でパン粉をしっかりまぶす。
6. 180度に熱した揚げ油にトンカツを入れ中火で揚げる。衣が固まってきたらたまに返しながらきつね色に揚げる。
7. カラッと揚がったら取り出して油を切り、食べやすい大きさに切る。
8. 器にキャベツ、カツを盛り、納豆だれを添える。

心平流スタミナラーメン

材料（2人分）

中華麺（太麺） …… 2玉
豚レバー …… 150g
【a】{
おろししょうが …… 1片分
しょうゆ …… 大さじ2
酒 …… 大さじ1
}
キャベツ …… 1/6個（250g）
にんじん …… 4cm（40g）
かぼちゃ …… 1/8個（70g）
にんにく …… 1片
サラダ油 …… 大さじ２
ごま油 …… 大さじ1と1/2
片栗粉、酢、七味唐辛子 …… 各適量

甘辛あん

【b】{
水 …… 2と1/2カップ（500ml）
しょうゆ …… 大さじ3
酒 …… 大さじ2
片栗粉 …… 大さじ1と1/2
みりん、オイスターソース …… 各大さじ1
鶏がらスープの素（半練り）、砂糖 …… 各大さじ1/2
}

作り方

1. 豚レバーは洗って水気を拭き、5mm厚さに切ってから縦に棒状に切る。ボウルに入れ、【a】を加えて揉み込んで30分漬ける。汁気を切って片栗粉をまぶす。
2. キャベツは芯を落とし、手で大き目のひと口大にちぎる。にんじんは皮を剥いて短冊切りにする。かぼちゃは皮付きのまま縦7mm厚さに切る。にんにくは横薄切りにする。
3. 【b】をよく混ぜる。
4. フライパンを熱してサラダ油を引き、豚レバーを入れて強火で炒める。色が変わってカリッとしてきたらいったん取り出す。
5. 4のフライパンにかぼちゃを入れて強火で炒める。3分の2くらい火が通ったらごま油を足し、にんにく、にんじん、キャベツを加えてさらに炒める。全体に油が回ったら4の豚レバーを戻し、【b】をもう一度よく混ぜて加えて3～4分煮る。
6. 中華麺は袋の表示通りに茹で、ザルにあげて流水でよく洗う。
7. 水気を切って器に盛り5のあんをかける。好みで酢や、七味唐辛子を加えながら食べる。