男子ごはん第145回は「ビーフシチュー&ブラウニー」が紹介。放送日がバレンタインデー直前ということで、バレンタインのごちそうにピッタリの、ゴロゴロ肉が嬉しい本格ビーフシチュー。家に招かれてビーフシチューが出てきたらイチコロだろうね。
そしてデザートには、失敗しないケンタロウ流のブラウニーという組み合わせ。あまーい夜を過ごせそう。
ビーフシチュー&ケンタロウ流ブラウニー
ビーフシチュー
材料……4人分
牛かたまり肉(シチュー用) …… 600〜700g
玉ねぎ …… 1個
じゃがいも(メークイン) …… 2個
にんじん …… 1本
マッシュルーム …… 1パック
ブロッコリー …… 1/2個
サラダ油、塩、こしょう、生クリーム …… 各適宜
バター …… 大さじ1/2
a {
デミグラスソース …… 1缶
赤ワイン …… 1/4カップ
ウスターソース、ケチャップ …… 各大さじ1
砂糖、バター …… 各大さじ1/2(砂糖はコク出しに使う)
しょうゆ …… 小さじ1
}
作りかた:ビーフシチュー
- 玉ねぎは縦6等分に切る。牛肉は6cm角に切る。
- フライパンを熱してサラダ油大さじ1/2をひき、牛肉を並べて強火で焼く。しっかり焼き目がついたら返し、全面に焼き目をつけたら鍋に移す。同じフライパンにサラダ油少々を足して玉ねぎを入れ強火で炒める。少し色づいてしんなりしてきたら鍋に移す。
- 2 の鍋に具がかぶるくらいの水を加えて強火にかけ、沸いてきたら火を弱めてアクを取りながら3時間弱煮る。水分が少なくなってきたら随時足す。
(KP:長時間煮ることで絶対に柔らかくなる)
- じゃがいもは皮を剥き縦4等分に切って水に3分さらす。にんじんは皮を剥き1.5cm厚さの輪切りにする。マッシュルームは縦4等分に切る。
- 3 を茹で汁と具に分け、煮汁を2カップ半(500ml)取っておく。足りなかったら水を足して2カップ半にする。
- 鍋をサッと洗って熱し、サラダ油大さじ1をひいてにんじんとマッシュルームを強火で炒める。じゃがいもは水気を拭いてから鍋に加えて炒める。油が回ったら、5の煮汁2カップ半と玉ねぎ、a を加える。フツフツしてきたら火を弱めてアクを取りながら20〜30分煮る。
- 野菜に竹串がスーッと通ったら、5 の取り出しておいた牛肉を加えてひと煮する。味をみながら塩、こしょうでととのえる。
- ブロッコリーは小さめの小房に切り分ける。フライパンを熱してサラダ油小さじ1とバターをひき、ブロッコリーを入れて塩少々を振り、強めの中火で炒める。焼き目がついたら取り出す。
- 器に 7 を盛って 8 を添え、生クリームを回しかける。
ブラウニー
材料……20cm × 20cmの角型1台分
板チョコレート …… 2枚
卵 …… 3個
カシューナッツ、クルミ …… 合わせて1カップ
a {
薄力粉 …… 80g
ココア …… 65g
}
砂糖 …… 170g
サラダ油 …… 1/2カップ
アイスクリーム、生クリーム(あれば) …… 各適宜
作りかた:ブラウニー
- オーブンを180℃に温める。角型にクッキングシートをしく。粉ふるいに a を合わせる。
- ナッツ類は少し焼き目がつくまで乾煎りし、包丁で細かく刻む。チョコレートは粗く刻む。ナッツとチョコレートは飾り用に大さじ2〜3くらいずつ別にしておく。
(KP:チョコレートは溶かさず荒く刻んで生地に加える。こうすることで、チョコレート味の強弱が出る)
- ボウルに卵を入れて泡立て器でほぐし、砂糖、サラダ油の順に加えて混ぜ、ドロッとするまでよく混ぜる。a を一気に振るい入れ、ゴムベラで切るようにサックリと混ぜる。さらに 2 を加えてザッと混ぜる。
- 1 の型に流し入れて表面を平らにならし、180℃のオーブンで約15分焼く。竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がり。型から外してしっかり冷ます。
- 4 を食べやすい大きさに切る。器に盛ってアイスクリームを添えて、飾り用のナッツとチョコレートを散らし、生クリームを回しかける。
2016年、心平ちゃんもバレンタインメニューとして「
本格ビーフシチュー」を披露した。ケンタロウさんのレシピとはまた少し異なる特徴となっている。
男子ごはんとは
『男子ごはん』(だんしごはん)は、テレビ東京系列で放送されている料理バラエティ番組です。料理研究家のケンタロウさんが、料理初心者の国分太一くんとトークを展開し、料理を作る上でのポイント(ケンタロウズ・ポイント、略してKP)などにも触れつつ料理を完成。試食を行います。基本的には2人でゆるくまったり&のんびり&自由に進行する番組ですが、時々ゲストの方もやってきて普段とはまた違う賑やかさに。
出演者
国分太一:メインMCは「食べる天才」ことTOKIOの国分太一くん。たまに「太一レシピ」や「太一母レシピ」も披露。
ケンタロウ:料理を教えてくれるのは「つくる天才」こと料理研究家のケンタロウさん。揃えやすい食材や調味料とわかりやすい説明で、毎回美味しい料理を作ってくれます。パンチのきいた味付けやボリュームはまさしく“男子ごはん”。
国分 太一,ケンタロウ M.Co.(角川グループパブリッシング) 2011-04-19