「あさりと三つ葉のリゾット」ご飯からなら短時間で仕上がる

あさりの酒蒸しのようにして作る「あさりと三つ葉のリゾット」。飲んだ後の締めや翌朝、あるいは翌昼にとても優しいご飯もの。
アサリに含まれるタウリンは血中コレステロール値の低下や肝臓の解毒作用を助けてくれ、動脈硬化の予防に有効であるとされている。また鉄分も豊富で、貧血予防にも良いと言われている。アサリは美味しいダシが取れる上に体にも良い、飲兵衛の味方なのだ。

そういえば、独特の出汁が出るアサリやしじみの味噌汁が昔は苦手だったけれど、いつの間にか大丈夫になっていた。酒のせいかもしれない。

リゾットでなく雑炊やおじや風でも良いのだけれど、ちょうど練習していたので今回はリゾットに。通常は生米からアルデンテに炊いていくが、このリゾットはご飯から短時間で仕上げていく。

あさりと三つ葉のリゾット

材料・・・2人分

ご飯・・・少なめ2膳分
アサリ・・・250g（砂抜きをしたもの）
三つ葉・・・適量（適当な長さに切る）
にんにく・・・1かけ（スライス）
だし汁・・・3／4カップ

酒・・・大さじ2
オリーブオイル・・・大さじ1
パルメザンチーズ・・・適量
こしょう・・・適量

醤油・・・小さじ1（味を見てから）

作り方

1. あさりは海水程度の塩分濃度の水につけて30分〜1時間程度は置いて塩抜きをする。三つ葉は適当な長さに切る。にんにくはスライスしておく。
2. 鍋にオリーブオイルを引いてにんにくを入れ、弱火にかけて香りを立たせる。香りが出てきたら塩抜きしたあさりと酒、だしを入れて蓋をし強火に。
3. あさりの口が開いたら一旦火を止め、あさりを取り出し身を外す。飾り用に、幾つか殻付きのものを残しておく。
4. 鍋にご飯を入れて強火にかけて2分ほど煮ていく。汁気が無くなったら味を見て醤油を加えて整え、アサリ、三つ葉を入れて混ぜあわせて火を止める。
5. 器に盛り、好みでパルメザンチーズとこしょうをかけて完成。