寒い冬にピッタリの、韓国気分な「海鮮海苔チゲ＆エビとニラのジョン」 #男子ごはん

立春を越してもまだまだ寒い日が続くということで、男子ごはん第352回では温まりたい時に食べたい鍋料理。今回は韓国風の「海鮮海苔チゲ」と「エビとニラのジョン」を紹介していた。



心平ちゃんはジョンのことをチヂミみたいなものと紹介していたが、どちらかというと一口サイズのピカタの方が見た目は近かったりする。いずれも卵を使う料理ではあるが。

鍋はワタリガニやタラ、牡蠣を使う、手に入りやすい食材を使った海鮮チゲ。海苔の風味を活かすのが面白い。締めはラーメン。今回は韓国風なので、インスタント麺を使用。韓国では生麺よりもインスタント麺の使用がポピュラーで、ごった煮のプデチゲでもインスタント麺を使う。ジャンクな仕上がりは好みがあるだろうが、自分は好きな方だ。

海鮮海苔チゲ

海鮮のりチゲ のレシピ・作り方

材料（4人分）

ワタリガニ …… 150g
タラ …… 400g
牡蠣 …… 100g
エビ …… 中6尾
しいたけ …… 3個
キムチ …… 100g
大根 …… 3cm
ニラ …… 1/2束
三つ葉 …… 1/2束
長ねぎ …… 1本
焼きのり …… 1枚
だし汁 …… 1/4カップ

スープ（a）{
酒、みりん、しょうゆ …… 各1/4カップ（50ml）
かつおだし（温めたもの） …… 4と1/2カップ（900ml）
みそ …… 大さじ2
豆板醤 …… 小さじ1
コチュジャン …… 大さじ1
にんにく（すりおろし） …… 1/2片分
}

ごま油 …… 大さじ1

【〆のラーメン】

インスタントラーメン …… 1玉
青ねぎ（小口切り） …… 適量
三つ葉 …… 適量

作り方

1. 牡蠣は何度か水を替えながら洗って水気をしっかり拭く。エビは殻つきのまま背ワタを取り除く。ワタリガニは洗って水気を拭き、半身に切る。タラは大きめに切る。
2. 大根は皮を剥いて厚さ7mmのイチョウ切りにし、しいたけは軸を落として2等分に切る。長ねぎは厚さ1cmの斜め切りにし、ニラ、三つ葉は長さ5cmに切る。焼きのりはちぎってかつおだしに浸し、ふやかしておく。
3. 鍋を熱してごま油をひき、ワタリガニを強火で炒める。油が回ったら(a)を加える。沸いてきたらタラ、大根を加えてフタをして弱めの中火で7～8分煮る。
   
   Simpei’s Point：
   ・先に渡り蟹を炒めておくことで、旨味がよりアップする。
4. キムチ、長ねぎ、しいたけ、牡蠣、エビを加えてフタをして3分くらい煮る。のりを溶き混ぜ、ニラ、三つ葉を加える。
5. 〆のラーメンを作る。残った鍋を火にかけ、沸いてきたらインスタントラーメンを入れてほぐしながら2分煮る。青ねぎ、三つ葉をちらして出来上がり。

エビとニラのジョン レシピ・作り方

材料（2人分）

エビ …… 中6尾
しいたけ …… 1個
長ねぎ …… 5cm
ニラ …… 1/4束
にんにく、しょうが（みじん切り） …… 各1/2片

(a) {
卵 …… 3個
塩 …… 小さじ1/3
}

ごま油 …… 大さじ２
塩、黒こしょう …… 各適量

作り方

1. しいたけ、ニラ、長ねぎはみじん切りにする。エビは殻をむいて背ワタを取り除き、包丁の腹や木べらで潰す。
   
   Simpei's Point：
   ・エビを潰すことで食感が均等になり、エビの存在感がアップする。
2. ボウルに(a)を混ぜる。しいたけ、ニラ、長ねぎを加えて混ぜる。
3. フライパンにごま油を熱し、にんにく、しょうがを中火で炒める。香りが出てきたらエビを並び入れ、塩、黒こしょうを振る。その上から 2 を流し入れる。
4. 蓋をして弱めの中火でじっくり焼き、焼き目が付いたら取り出し、ひっくり返してフライパンに戻し入れて裏面もこんがりと焼く。