こだわり丼シリーズ第5弾「ピリ辛山椒そぼろごはんのステーキ丼」 そぼろの混ぜご飯にステーキ乗っけ #男子ごはん

男子ごはん第384回は、こだわり丼シリーズの第5弾として「ピリ辛山椒そぼろごはんのステーキ丼」が紹介。甘辛く味付けをしたそぼろの混ぜご飯と、牛ステーキ。それぞれ単品で食べても美味しくいただけるのだが、今回はこの2つを合わせて丼にしてしまう。



ステーキのソースは下のご飯に合うよう味噌ダレで。付け合せは「インゲンのにんにくスープ」。こちらもにんにくを使ってパンチの効いたスープになっているが、にんにくはスライスして薄くなっているし、出汁を加えた後に少し煮込むので、風味と旨味だけが残りそれほどキツイ味にはならない。最後には、このスープを小丼によそった混ぜご飯にかけてお茶漬けや雑炊のようにいただく〆も紹介。

こだわり丼シリーズ第5弾「ピリ辛山椒そぼろごはんのステーキ丼」

ピリ辛山椒そぼろごはんのステーキ丼

材料（2人分）

牛ステーキ肉 …… 350ｇ
塩 …… 小さじ1/2
黒こしょう …… 適量
しいたけ …… 2個

(a) {
みそ …… 大さじ1と1/2
みりん、酒 …… 各大さじ1
}

オリーブ油 …… 大さじ1
春菊 …… 適量
かつお節（ソフトパック） …… 適量

【ピリ辛山椒そぼろごはん】

合いびき肉 …… 100g
ごぼう …… 1/2本（100g）
山椒の佃煮 …… 小さじ2
しょうが …… 1片
赤唐辛子（小口切り） …… 小さじ1

(b)
しょうゆ …… 大さじ1.5
みりん、酒 …… 各大さじ1
砂糖 …… 小さじ2

ごま油 …… 大さじ1
温かいご飯 …… 2合

作りかた

1. 【ピリ辛山椒そぼろごはんを作る】ごぼうはささがきにして水にさらす。しょうがはみじん切りにする。(b) を混ぜておく。
2. フライパンを熱してごま油をひき、しょうがを強めの中火で炒める。赤唐辛子を加える。香りが出てきたらひき肉を加えてほぐしながら炒める。色が変わったら水気を切ったごぼう、山椒の佃煮を加える。油が回ったら (b) を加えて炒め煮にする。汁気が無くなったら温かいご飯に加え、さっくりと混ぜる。
3. 【ステーキを作る】牛肉は室温に出しておき、塩、黒こしょうを振って下味をつける。しいたけはみじん切りにする。
   
   Shimpei's Point：
   ・牛肉を室温に戻し、短時間で焼くことでおいしくジューシーに焼きあがる。
4. フライパンを熱してオリーブ油をひき、牛肉を入れて強火で両面をこんがりと焼いて取り出す。ステーキを食べやすくそぎ切りにする。
5. 4 のフライパンにしいたけを入れて強火で炒める。しんなりしたら火を弱めて (a) を加えて炒め合わせる。
   
   Shimpei's Point：
   ・牛肉を焼いたあとのフライパンでソースを作ることで、肉汁のコクがきいたソースが出来上がる。
6. どんぶりに 2 を盛って 4、半分に切った春菊をのせ、5 をかける。かつお節を散らす。
7. 【シメを作る】残ったご飯にインゲンのにんにくスープをかける。

インゲンのにんにくスープ

材料（2人分）

インゲン …… 90g
しめじ …… 小1パック
にんにく …… 4片
だし汁 …… 3カップ（600ml）
ごま油 …… 大さじ1/2
酒 …… 大さじ1
薄口しょうゆ …… 小さじ1
塩 …… 小さじ1/2

作りかた

1. いんげんは3等分に切る。しめじは石突を落として子房に分ける。にんにくは縦薄切りにする。
2. 鍋を熱してごま油を引き、にんにくを中火で炒める。香りが出てきたらいんげんを加えて炒める。インゲンに油が回ったら、だし汁を加えて煮る。
   
   Shimpei's Point：
   ・インゲンは先に炒める。こうすることで青臭さが和らぐ。
3. 酒、薄口しょうゆ、塩を加えて味をととのえる。しめじを加えてひと煮する。