韓流のピリ辛がクセになる、「ケンテツ流 韓国風カルボナーラ」 #男子ごはん

男子ごはん第216回は「韓国風カルボナーラ」が紹介。イタリア料理のカルボナーラを韓国調味料でアレンジしたものだ。

調理の流れそのものは大きく変わらないが、ごま油や胡麻、コチュジャンが加わり韓流に。クリーミーなソースにコチュジャンの甘みと辛味、ごま油や胡麻の風味が加わり、箸が進む。いや、フォークが進むのである。ただし韓国風なのでもれなく塩気がキツいのには注意したい。




豚バラブロックがなければベーコンでも可。その場合は塩加減をさらに調整。

ソースをからめる時に、火から完全に降ろした状態で和えていくが、シャバシャバな状態にもなりやすいので、そうなったら何度か弱火にかけて調整する。固まりかけたら火から下ろすのを繰り返すと良い。

付け合せは「エビのガーリックオイル煮」と「刻み野菜のサラダ」。ボリューム満点のイタリアン3品となった。

6月のマンスリーゲストだったコウケンテツさんは今週で終了。7月に入る来週は蒼井優さんが登場するということだ。今回はマンスリーゲストではない？

ケンテツ流 韓国風カルボナーラ

ケンテツ流 韓国風カルボナーラ

材料（2人分）

スパゲティーニ …… 160g
にんにく …… 1/2片（すりおろす）
豚バラ肉（ブロック） …… 100g
ごま油 …… 大さじ1
青ねぎの小口切り …… 2～3本分
コチュジャン、白すりごま …… 各大さじ1
塩、粗びき黒こしょう …… 各適宜

a [ソース] {
生クリーム …… 50ml
卵 …… 2個
パルメザンチーズ …… 大さじ2　（すりおろす、なければ粉チーズ）
白すりごま …… 大さじ2
粗挽き黒こしょう …… 適宜
}

作り方

1. フライパンに1.5リットルの水に塩大さじ1を加えて沸かし、スパゲティーニを袋の表示より1分短めに茹でる。
   (KP：フライパンでパスタを茹でることで素早く簡単にできる。普通の鍋でももちろん代用可能。水1.5リットルに対して塩大さじ1の分量も大事）
2. 豚バラ肉は1cm角の棒状に切り、塩、粗びき黒こしょうを振る。a を混ぜ合わせる。
3. フライパンにごま油を熱し、豚肉を入れて炒める。こんがりとしたらにんにく、コチュジャンを加えてサッと炒め、スパゲティーニの茹で汁おたま1杯分を加えてかるく煮詰める。
4. 茹であがったスパゲティーニをざるにあげ、水気を切ってフライパンに加え、サッと絡める。
   （KP：ソースに茹で汁を加えることでとろみが付き、パスタに絡みやすくなる）。
5. フライパンを火からおろして濡れ布巾の上に乗せ、a を加えて手早く絡め、余熱でとろみをつける。器に盛ってこしょう、青ねぎ、白すりごまを散らす。

エビのガーリックオイル煮

材料（2人分）

エビ …… 20尾
　酒 …… 大さじ２
　にんにく（みじん切り） …… 1片分
　オリーブ油 …… 1/2カップ（100ml）
　赤唐辛子（小口切り） …… 2本分
　イタリアンパセリ（粗みじん切り） …… 適宜
　塩、粗びき黒こしょう …… 各適宜
　
　バゲット（薄切り） …… 適宜

作りかた

1. エビは殻を剥いて背ワタを取り、塩小さじ1、酒を揉み込んで、サッと洗って水気を拭く。
2. 小さめのフライパンにオリーブ油、にんにくを入れ、火を点けて熱し、にんにくが色づいてきたらエビを加えて炒める。フライパンを火からはずして赤唐辛子を加える。フライパンを火に戻して火を弱めて、たえず動かしエビの位置を移動させながら煮る。
   （KP：いったん火から下ろすことで、唐辛子が焦げてしまうのを防ぐ）
   （KP：動かしながら煮ることで、火の通りが均一になる）
3. 仕上げに味を見ながら塩、こしょうを加えてサッと炒め、器に盛りイタリアンパセリをちらす。トーストしたバゲットを添える。

刻み野菜のサラダ

（2人分）

きゅうり …… 1本
　トマト …… 1個
　紫玉ねぎ …… 1/4個
　ピーマン …… 1個
　黒オリーブ …… 8個ほど
　モッツァレラチーズ …… 50g
　イタリアンパセリ、ディル …… 各適宜
　塩、粗挽き黒こしょう …… 各適宜
　オリーブ油 …… 大さじ2〜3
　レモン汁 …… 1/2個分

作りかた

1. きゅうりはヘタを切り落とし、縦に十字に切り目を入れて大きめのささがきにする。トマトはヘタをくり抜き、2cm角に切る。紫玉ねぎ、ピーマンは小さ目の乱切りにする。イタリアンパセリ、ディルは粗く刻む。
2. ボールに 1 の野菜を入れて、黒オリーブ、塩、こしょう、レモン汁、オリーブ油を加えてよく混ぜる。モッツァレラチーズをちぎって加えて混ぜ、器に盛る。